ある春の日。気まぐれ手で散歩ぶらぶらと、菖蒲園へと出掛けた。そこで細い山道を発見。「探険気分」でその道を進んで見た。車が一台やっと通れる道幅。 その道を下ると、急に広い場所へ出た。空き地と言うべきか。そんな場所に有りがちに、エロ本が捨てられたり、ゴミが捨てられたりしている。車を止めて寝ている人もいる。ここはサラリーマンの「昼寝の穴場」なのでしょうか? 目に付いたのは大きな給水塔の跡。そこには何故だかマリア像が付けられている。とても奇妙な感じ。ここは「かって何が有った場所なのだろうか?」と考えながら、また道を下ると、突然に廃墟になった木造の二階建ての建物の跡が。山奥の小学校を思わせる建物。それは廃屋。当方の背中には冷たい汗がポトリ。 驚いたのは看板が立てられていた事。そこにはこう書かれてあった。「かってキリスト教の信者は迫害されて、ここに集団で生活をして・・・」云々。 いつの時代の話をしているのだ?と突っ込みたくなりましたが、この建物はつまりその名残りなのだろうか? 気味悪くなりながら進むと、何と何処かの家の裏へと続く。ここは一体?と急ぎ足で、進み表通りへ出ると、またまた驚いた。牛乳屋の表に出た。牛乳屋と建物に何の関係が? 以上の疑問は数年後、インターネットを始めて解けました。空き地は牧場の跡だったのです。それだけ。がまだ解けない謎が。それは「キリスト教」の言葉の意味。建物跡の意味。 簡単なのは、訪ねて聞き出せば良い。が残念な事に。全ては壊されて、公園へと整備されております。跡片も無くなっております。全ては謎のまま。 が「キリスト教」と言う言葉を「部落」と置き換えれば、全てが解けるような気もするのですが・・・。 場所 浅野川沿いで、今では公園と整備されております。 ・・・・と、これは二年ぐらい前の印象。 が、新しい画像をニュースいたしましたので、掲載させていただきます。元ソースは雑誌「アン・アン」の1977年頃の「金沢」特集号。当方が不気味に感じた「廃屋」の、まだ現役時代の写真が掲載されておりました。
by catsuzumoto
| 2005-04-03 20:24
| 名所・旧跡
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